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ホーム > みずなし・こばなし > 教師インタビュー企画!その6

教師インタビュー企画!その6



啓明館教師の人となりを子どもたちだけでなく多くの保護者に知ってもらうために!
私、水梨が啓明館教師へ突撃インタビュー!

第6弾のゲストは川村和季先生です!

§1 教師を志したきっかけ

水梨:今日はよろしくお願いします。まずは、啓明館の教師になろうと思ったきっかけを教えてください。
川村:もともと、教師になるということは全く考えていなかったです。小中高はモノづくりが好きでそういった仕事につきたいと思っていたので、大学や学部も機械系に強いところを選んでいます。ただ、大学生の頃アルバイトでずっと塾講師の仕事をしていて、授業の中で「わかった!」と言ってもらえることがうれしくて興味を持ち始めました。初めて受験を終えて巣立った子たちが近況報告に来て楽しそうな様子を見せてくれるたびに、この子たちと関われてよかったと思い、教師になろうと思いました。
水梨:神田先生のインタビューでも同じようなことを言っていましたね。では、実際に教師になってみていかがでしたか。
川村:一番苦労するのは、最近の入試問題が難しくなっていることです。中学・高校で習う考え方を使えたら簡単なのにと思うこともあるし、そもそも内容がかなり高度です。
水梨:私も今年理科を教えていて痛感しているのですが、最近の入試問題の理科は結構難しいですよね。
川村:理科は特に顕著だと思います。場合によっては高校物理レベルの内容が出題されるのですが、それを小学生の解き方でアプローチしなければいけません。それらのハイレベルな内容を小学生に伝えるのに、どのようにすればわかりやすく伝えられるかすごく工夫していますね。

§2 教師としての信条

水梨:授業の中で、常に意識していることはありますか。
川村:算数や理科の授業では、教師が解説した解き方を「真似」することが本当に大事だと思います。だから、授業の中で子どもたちが「真似」をしやすいような板書や説明を心がけています。もちろん現在進行形で修行していますが、教えている子たちに「真似」をするということの大切さが浸透し始めているのでうれしいですし、こちらもより一層気合が入ります。
水梨:算数や理科が苦手な生徒たちもいるかと思いますが、そのあたりはいかがですか。
川村:そういった子たちに授業をする時に意識しているのは、難しい内容だとしても難しそうに見せないことです。算数が苦手な子は「算数=難しい」というイメージが先行してしまって、手が動かなくなってしまう姿が散見されます。だからこそ、算数は実は単純な作業の組み合わせだというのを子どもたちに広く知ってもらうために、同じパターンを何度も繰り返すことを心がけています。あとは、明るく楽しい授業ですね。
水梨:そう、川村先生の授業は笑顔が絶えないですもんね。

§3 算数理科ができるようになるために

水梨:ここからは、子どもたちに向けてお願いします。算数ができるようになるにはどうすればよいですか。
川村:先ほど「真似することが大事」という話が出ましたが、とにかく担当の先生の真似をすることだと思います。自己流の解き方で解けることもあるかもしれませんが、学年が上がるにつれいろんな問題に触れていくと、パターンが多すぎて限界を迎えてしまうシーンをよく見かけます。だからこそ、基礎をしっかりと固める、いわゆる啓明館流の解き方を身に着けていくと、少ないパターンでたくさんの問題が解けるようになっていくので、まずは真似です。
水梨:では理科はいかがですか。
川村:大人の常識を身に着けていくことです。中学受験で出てくる知識の中には大人なら知っていて当然のものが多くあります。啓明館の教師は、授業の中でそういった大人の常識も話すし、基礎基本のみならず結構深いところまで話しますから、生徒たちには授業をちゃんと聞いてほしいですね。
あとは、授業で聞いた話をおうちに持って帰り、お話をすること。お母さんやお父さんにその日の授業で聞いてきた話を教えてあげることで、知識が定着していきます。
水梨:そうですね。だから、保護者の方にもぜひ理科の授業のあった日は「今日はどんなことを教わってきたの」って聞いてあげてほしいですよね。
   では最後に、今後の野望を教えてください。
川村:野望ですか……。啓明館に通う子どもたちは本当によく頑張っているので、その頑張りが今まで以上に世間に広がっていってほしいです!
水梨:私もがんばります。一緒に啓明館を盛り上げていきましょう!

いかがでしたか。
川村先生の授業に対するこだわり、子どもたちにどうなってほしいかという熱意……私も大いに刺激を受けました。

次回をお楽しみに!