先日、娘のピアノの発表会に行ってきました。
出番は決して長くなく時間にして5分ほどでしたが、我が子ながら立派に演奏しているように見えました。後から聞けばミスタッチはあったようですが、そんなことは気にならないくらいに堂々と振る舞っていました。
私の娘だけではなく、他の子どもたちも一生懸命がんばっていました。私の娘よりも年齢が下であろう子どもたちも、途中で止まりそうになりながらも、ひとりで演奏と向き合っています。その健気さに感銘を受けました。
おそらくどの子どもも、この日のためにレッスンで色々なことを教えてもらい、おうちで練習に励んだのでしょう。その成果が十二分に発揮された素敵な発表会だったように思います。我々観客の拍手は、演奏のすばらしさももちろんですが、演者たちのこれまでの努力、そして本番をやりきったその頑張りに対してなされているように感じられました。
年端もいかない娘のピアノの発表会でこれほどの気持ちになるのですから、明日からの東京入試を控える受験生の保護者の皆さんの心中はいかばかりでしょうか。
子どもたちは今まで、生半可な言葉では形容できないような努力を重ねてきたことでしょう。そして、保護者の皆さんも同じような熱量でサポートをなさってきたことと思います。
保護者にとって、今日に至るまでの道程は決して平坦なものではなかったかもしれません。
塾通いが始まったころは不安なことがたくさんあったでしょう。勉強についていけるだろうか、宿題をちゃんとやっているだろうか、授業で周りに迷惑をかけていないだろうか。それでも、塾から帰ってきた我が子の「ただいま」を聞いて、ああ今日もがんばってきたんだな、楽しんで通っているんだなとホッとする毎日。
季節が巡るにつれ、難化するカリキュラム。家庭学習の方法を子どもと一緒に試行錯誤しつつ、同時に学校選びにも奔走しなければなりません。我が子に合う学校、我が子を伸ばしてくれる学校はどこか。たくさん悩まれたものと思います。
そして6年生。いよいよ受験学年と、親の方は気合十分ですが、それと裏腹に思うように勉強に向かってくれない我が子。それでも何とか机に向かわせ、良い成績を収めた時には一緒になって喜んだこともあったのではないでしょうか。あるいは、コツコツがんばっているのにその努力が結果に表れず、やきもきした日々があったかもしれません。
それでも、ここまでたどり着きました。
子どもたちは明日から、これまでの人生で初めての大勝負です。保護者の皆さんにとっても、記憶に強く残る数日間になるかもしれません。
我が子を受験校まで連れていき、子どもが校舎へ向かう時。今までとは違う背中の頼もしさに成長を感じるかもしれません。
合格発表その時。画面いっぱいに広がる桜と合格の2文字。それを目にした瞬間の喜びは、何にも代えがたい喜びに違いありません。
啓明館は、受験勉強を通して子どもたちが成長することを期してきましたが、子どもたちの可能性の芽に、たくさんの水と肥料を与えてきたのは、他ならぬ保護者の皆さんです。きっと子どもたちは、ここからの数日間で大輪の花を咲かせてくれることでしょう。
これまで受験生諸君を支えてくださったこと、心より感謝申し上げます。
保護者の応援を一身に受けて、子どもたちがここからの数日間を一人で戦っているわけではないのと同様に、保護者の皆さんも単独で戦っているわけではありません。
我々教師が、全力で、最後まで、挑戦を続ける受験生と、彼らを支える保護者の皆さんをサポートします。
子どもたちを信じて待ちましょう。心が弱ったときは、遠慮なくご連絡ください。
受験生諸君の健闘を、心より願っています。
出番は決して長くなく時間にして5分ほどでしたが、我が子ながら立派に演奏しているように見えました。後から聞けばミスタッチはあったようですが、そんなことは気にならないくらいに堂々と振る舞っていました。
私の娘だけではなく、他の子どもたちも一生懸命がんばっていました。私の娘よりも年齢が下であろう子どもたちも、途中で止まりそうになりながらも、ひとりで演奏と向き合っています。その健気さに感銘を受けました。
おそらくどの子どもも、この日のためにレッスンで色々なことを教えてもらい、おうちで練習に励んだのでしょう。その成果が十二分に発揮された素敵な発表会だったように思います。我々観客の拍手は、演奏のすばらしさももちろんですが、演者たちのこれまでの努力、そして本番をやりきったその頑張りに対してなされているように感じられました。
年端もいかない娘のピアノの発表会でこれほどの気持ちになるのですから、明日からの東京入試を控える受験生の保護者の皆さんの心中はいかばかりでしょうか。
子どもたちは今まで、生半可な言葉では形容できないような努力を重ねてきたことでしょう。そして、保護者の皆さんも同じような熱量でサポートをなさってきたことと思います。
保護者にとって、今日に至るまでの道程は決して平坦なものではなかったかもしれません。
塾通いが始まったころは不安なことがたくさんあったでしょう。勉強についていけるだろうか、宿題をちゃんとやっているだろうか、授業で周りに迷惑をかけていないだろうか。それでも、塾から帰ってきた我が子の「ただいま」を聞いて、ああ今日もがんばってきたんだな、楽しんで通っているんだなとホッとする毎日。
季節が巡るにつれ、難化するカリキュラム。家庭学習の方法を子どもと一緒に試行錯誤しつつ、同時に学校選びにも奔走しなければなりません。我が子に合う学校、我が子を伸ばしてくれる学校はどこか。たくさん悩まれたものと思います。
そして6年生。いよいよ受験学年と、親の方は気合十分ですが、それと裏腹に思うように勉強に向かってくれない我が子。それでも何とか机に向かわせ、良い成績を収めた時には一緒になって喜んだこともあったのではないでしょうか。あるいは、コツコツがんばっているのにその努力が結果に表れず、やきもきした日々があったかもしれません。
それでも、ここまでたどり着きました。
子どもたちは明日から、これまでの人生で初めての大勝負です。保護者の皆さんにとっても、記憶に強く残る数日間になるかもしれません。
我が子を受験校まで連れていき、子どもが校舎へ向かう時。今までとは違う背中の頼もしさに成長を感じるかもしれません。
合格発表その時。画面いっぱいに広がる桜と合格の2文字。それを目にした瞬間の喜びは、何にも代えがたい喜びに違いありません。
啓明館は、受験勉強を通して子どもたちが成長することを期してきましたが、子どもたちの可能性の芽に、たくさんの水と肥料を与えてきたのは、他ならぬ保護者の皆さんです。きっと子どもたちは、ここからの数日間で大輪の花を咲かせてくれることでしょう。
これまで受験生諸君を支えてくださったこと、心より感謝申し上げます。
保護者の応援を一身に受けて、子どもたちがここからの数日間を一人で戦っているわけではないのと同様に、保護者の皆さんも単独で戦っているわけではありません。
我々教師が、全力で、最後まで、挑戦を続ける受験生と、彼らを支える保護者の皆さんをサポートします。
子どもたちを信じて待ちましょう。心が弱ったときは、遠慮なくご連絡ください。
受験生諸君の健闘を、心より願っています。