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ホーム > みずなし・こばなし > 教師インタビュー企画!その4

教師インタビュー企画!その4



啓明館教師の人となりを子どもたちだけでなく多くの保護者にも知ってもらうために!
私、水梨が啓明館教師へ突撃インタビュー!

第4弾のゲストは、椎野航司先生です!

§1 教師を志したきっかけ

水梨:これは皆さんに聞いているのですが、まず教師を志したきっかけを教えてください。
椎野:小中学校の時に好きな先生がいたり、友達に教えたことがだんだんと面白くなってきたりしたのがきっかけです。もともとは学校の教師になるつもりだったのですが、社会経験をしたり指導スキルを学んだりしてからと考えて塾業界の門をたたきました。そうしたら、周りの教師の授業の面白さに圧倒され、加えて生徒指導も非常にやりがいがあって、結果どっぷり浸かってしまっていますね。
水梨:駆け出しの頃は苦労されたんですか。
椎野:駆け出しの頃というか、啓明館に来た当初は苦労しましたね。私は初め佐鳴予備校の浜松本部に配属され高校受験の数学をメインに担当していて、ご縁があって啓明館に転属してきましたが、テキストを開いて最初の印象は「難しいっ!」でした。
水梨:それはわかります! 中学受験の問題って高校受験とはまた違った難しさがありますよね。
椎野:ですよね。中学生に教えていた数学の概念や技術(文字式や方程式)などはほぼ使うことができず苦労しました。理科も、身の回りの事象が「そうだったのか!」と驚くことばかり。そのため本田先生をはじめとする先輩の皆さんにたくさん授業を見せてもらいながらとにかく問題を解きまくりました。

§2 授業とは〇〇〇である

水梨:椎野先生と私はペアになることが多い(筆者註:啓明館では算数理科の教師と国語社会の教師がペアを組みクラスを担当します)ですが、隣の教室で授業をしていて椎野先生の授業が楽しそうだなぁと思いながら聞いています。
椎野:恥ずかしいなあ(笑) とはいえ、それは実は私がこだわっているところです。ひとつは笑顔でいること。生徒の前に立つ教師がニコニコしていれば教室の雰囲気が明るくなり、子どもたちも前向きになってくれます。もうひとつは、生徒たちに授業を楽しんでもらうこと。私としては、授業はショーのようなものだと考えています。
水梨:ショーですか! それは興味深い感覚ですね。
椎野:ありがとうございます。イメージしているのは、学生の頃に見たディズニーシーのマジックランプシアター。登場人物の話し方や表現に惹きつけられ、次はどんなことが起きるんだろうとワクワクドキドキしながら夢中になったんですよね。啓明館はディズニーシーではなくて学習塾ですが、子どもたちが、私がマジックランプシアターで経験したように夢中になって勉強してくれたらいいなぁと思いながら授業をしています。

§3 低学年の指導のポイント

水梨:椎野先生は、低学年を担当することが多いですよね。低学年を指導するときに意識していることはありますか。
椎野:細かく指示することです。低学年の生徒は、初めて塾に通い始めるという生徒も多いですから、まずはあいさつの仕方、椅子の座り方、手の挙げ方、話の聞き方などなど、当たり前のことを当たり前にできるように細かく確認します。姿勢を正させる時も、「姿勢を正す!」ではなくて「背筋を伸ばして手は膝の上!」という風な感じですね。
水梨:指示を具体的に、というのはよく言われることですよね。授業内容はいかがですか。
椎野:授業ではあえて難問に挑戦させています。低学年というと、例えば筆算を丁寧にかくとか「型にはめる」ということに意識が向いてしまいますが、低学年だからこその自由な発想を大事にしたいと思っています。あえて暗算に挑戦させたりとか、パズルのような問題にみんなで悩んでみたりとか。たとえ答えが間違っていたとしても、手を真っ黒にして考える時間をとり、学力のキャパシティーを広げることを意識していますね。

§4 算数理科ができるようになるために

水梨:逆に高学年はいかがですか。何か意識していることがあれば教えてください。
椎野:生徒たちに意識させることは「習ったことはその日のうちに復習」ですね。初めて習うことには必ずその道の先達がいます。啓明館なら私たち教師ですね。算数理科を自分の得意科目にしたいなら、私たちの解き方を完璧に「真似る」ことです。そして、せっかく授業でイイ解き方を学んでも、復習しなければ忘れてしまいます。ですから、授業が終わって疲れた身体にもう1問! 習った全ての問題ではなくとも、1問でもいいからその日の授業を思い出しながら解き直して、定着を図ってほしいですね。
水梨:ありがとうございます。最後になりますが、今後の夢や野望があれば教えてください!
椎野:おかげさまで明るい授業という評判をいただいています。そんな私の授業を求めて啓明館に生徒がやってきてくれるなら、そんなに嬉しいことはないですね。

いかがでしたか。椎野先生の明るく楽しい、それでいて学力も身に着く授業は、私にとっても刺激になります。今年も6年生は椎野先生とペアを組んでいますので、担当生徒はもちろん啓明館に通う生徒が全員第一志望に合格することを目標にがんばっていきます!

次回をお楽しみに!