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ぎゅっ



6月、希望者を対象にオンラインレプトンを開講した。

こども英語教室レプトンは、生徒がCDを聞きながら学習を進め、5~10分に1回チューターチェックを受けるという学習スタイル。全国に1250教室あり、啓明館レプトンにも100名近い生徒が通ってきてくれている。4月5月は新型コロナウィルスの感染防止対応策として休講にしていたが、6月からは希望者を対象にZoomを使っての授業を実施することにした。

そもそもレプトンはチューターチェックの際、1対1で教師の「目の前」で発音をチェックしたり、会話のやりとりをしたり、スペルチェックをしていくことを売りにしている。

オンラインになった場合、「チューターチェックはどうする?」「申込みや予約はどうする?」というか、そもそも私は恥ずかしながら「Zoomってナニ?」のところからまったく知らなかったのだ。

Zoomでの開講には大きな不安があったのだが、「希望者を対象にやらせてください!」と自ら提案書を作成してお願いした手前、弱気になっている場合ではなかった。

こんな時はどんどん動いていくしかない。

レプトン運営本部主催のZoom授業研修への参加→既にZoom授業を進めていた他の校舎の授業見学→2度にわたる教師間での接続トライアル→希望生徒を対象とした接続トライアル

を実施して、1つ1つの課題をクリアし、やっと授業初日を迎えることができた。



無事に初日を迎えて感じたことは……

うん、楽しい。
オンラインでの授業もとっても楽しいのだ。

「こんな状況であるのに、学びを止めることなく子どもたちの学習を進めていけることに対する喜び」「現代文明って凄いなというわくわく感」はもちろんのこと、私の中で一番楽しくて嬉しかったことが、「生徒のことをもっと知る機会になったこと」であった。

自宅でテキストを進めている間、パソコンの画面上には生徒の顔が終始アップで映っている。教室で生徒に顔を近づけて、終始見つめる機会はそうそうないので、画面上に大きく映った彼らの様子を見守る時間は私にとって貴重であった。「この子は悩む時にこめかみを触る癖があるのかな」「発音をする時、一点を見据えて大きく口をあけてるな。その調子その調子」こんな風にそれぞれの癖を知る機会になった。対面の授業に戻った際、「そうやって発音を続けていくと、より発音の精度を上げていけるよ」などと期待がけをしていきたい。

また、こちらが生徒に対して「very good」「great」などと褒めた時に、近くにいるであろうママやパパをちらっと見ている生徒も多くいた。(もちろん「それ、違うな!残念!」と指摘をした時に、パパママをちらっと見る生徒もたくさん。)
「今、褒められたよ、私、ふふ」という声が聞こえてきそうな視線を送って、ニコっ・ニヤっとしている彼らの様子を見ることができたのも私にとって大きな刺激となった。「この子たちはそれぞれのご家庭の大切な宝物であって、その子たちを預けていただいているんだ」なんていう当たり前のことを改めて実感する機会となった。

そうそう、数人の生徒が設定していたバーチャル背景で、彼らの好みも少し知ることができたと思う。とても鮮やかな空と海の画像や、可愛いハムスターの画像を設定している女子生徒。「ドアップのタガメの画像」なんかを選んでいる男子生徒もいた。(はじめにタガメがドーンと画面に映った時、一瞬「はっ!」とびっくりしたのはここだけの話……笑)

無事に授業ができたことに加えて、「以前に比べて生徒のことを少し深く知ることができた」なんていう気持ちにもなれて、はじめは不安だらけであったオンライン授業を実施できて本当によかったと思っている。



と、ここまで書いてきて、こう言ってはなんだが

そろそろ直接生徒に会いたいな。
背は伸びたかな。日焼けしてるかな。ちょっと声が低くなっている生徒もいたりして。

久しぶりに会えた時には「きゃ~久しぶり~!」と声をかけながら、思わず一人一人ぎゅっぎゅっぎゅっっとしてしまいそう。

でもソーシャルディスタンスを保たなくてはいけないから、ぎゅっぎゅっぎゅっはダメだな。そこはぐっと我慢して、とびきりの笑顔で生徒を迎え入れよう。

皆さんにお会いできることを心待ちにしています。